ミラノ発の憧れ高級ブランド、BVLGARI(ブルガリ)がバリ島にホテルを造ると言われて、どれだけの月日が流れたでしょうか。
ブルガリのホテル部門はミラノに1件あり、2件目としてモーリシャス、モルディブ、タヒチなどブルガリブランドにふさわしいリッチなリゾート地はたくさんあったはず。
バリ島を選定した事は、バリ島のホテル業界にセンセーショナルを巻き起こしたものです。
(3件目はニューヨークだとか)そうして、(バリならではの工期遅れで)遅れに遅れて、2006年9月23日にオープンを果たした「ブルガリホテルズ&リゾーツバリ」。
現在オープンして約1ヶ月半が過ぎ、程よくランドスケープも落ち着いてきたかなというころあいをみて、先日行って参りましたのでご紹介いたします。
写真をパチパチ撮りまくりましたが、社内使用のみとして、サイトで使うのはNGとのこと、ホテル提供の写真しか掲載できませんでした。
(こんなこと言うのはベガワンギリ以来だな。)でもブルガリに宿泊したゲストが自分のブログやネットに写真を掲載したりは自由でしょうから、今後そういったページがたくさん出てくると思いますのでそれらをチェックくださいませ。
ブルガリホテルの場所は、バリ島の中で夕陽が最も美しく、眼下一面にに海と水平線が広がるウルワトゥ。 バリ島最南端の断崖絶壁に建ち、サンライズ&サンセットが拝めるベストロケーションです。ここに全59棟のヴィラが建ち、全ヴィラ、プライベートプールつきのオーシャンビューです。
部屋タイプ(2006年オープン時のレート) | 数 | 広さ | 公示料金 1泊 |
1ベットルームオーシャンビューヴィラ | 47棟 | 約300㎡ | US$1100.00++ |
1ベットルームオーシャンクリフヴィラ | 8棟 | 約300㎡ | US$1250.00++ |
2ベットルームオーシャンビューヴィラ | 3棟 | 約500㎡ | US$1750.00++ |
ブルガリヴィラ | 1棟 | 約1300㎡ | US$5000.00++ |
【お部屋】
まず、チェックインは直接お泊りのヴィラへ移動し、ヴィラのリビングでとなります。
私が見学したヴィラ22は、入り口を入ってオープンリビングが広がり、その先には壮大なインド洋の景色が広がります。 プールも広さは3m×4mとそれほど大きくありませんが、180度のオーシャンビュー。家具は、黒を基調にモダン、シックと洗練されていて、大人の雰囲気を醸し出しています。
そして細部にわたるこだわりと、他の高級ホテルとは違うセンスが随所に光っております。 ブルガリブランドを前面に出した雰囲気のようですが、クッションカバーはデザインはイタリア人、でもバリの伝統工芸・ソンケッを使ったクッションカバー、バリで使われている鶏の竹かごは、ブルガリの手にかかれば、竹を鉄に変えシックな照明ランプに、と随所にバリらしさも取り入れられていました。 ブルガリブランドのイメージを守りつつ、現地バリのものも取り入れたハイセンスなデザイン、雰囲気はさすがです。(ブルガリとバリのコラボレーションですね)
ソファひとつにしても大きめで、大柄な人も十分窮屈しないサイズですが、ソファやチェアーは低めなので圧迫感がなく、丁度よく海が見える高さに計算しているそうです。
ベットルームは全面ガラスでベットに寝転がりながらも景色が楽しめます。
入口にはライティングデスクがあり、パソコン接続が可能。冷蔵庫のドリンクやスナック類は無料で、翌日補充。薄型TVはNHKが映ります。
クローゼットには、バスローブ、スリッパ、セフティーボックス、ビーチチバック(中には凧、うちわ、トランプが)をご用意。
その裏のバスルームでも広ーい全面ガラス張り(塀で囲まれ景色はありませんでしたが)。バスルームはベットルームに負けない広さです。 椅子やソファー、化粧台もあります。シャワーブースには、レインシャワーと可動式のシャワーが設置され、屋外シャワーもありました。 バスタブにはバスピローもついていますし、ゆっくりバスタイムを楽しめそうです。開放的なつくりが男女カップル向きですね。
当然アメニティは、ブルガリ一色です。石鹸、バスソルト、シャンプー、コンディショナー、ローション以外にもイノセンス、ミネラルウォーターなどどれもパッケージはブルガリのロゴ入り。 タオルにも、バスローブにも、ハンガーにも。これでもかというくらい、ブルガリのロゴ入りで、くどいくらいです。
石鹸だけでも、洗面所、シャワーブース、バスタブにとあり、使い切れない贅沢な大きさです。他、リップバームや香水、イノセンス等など宿泊ゲストだけが入手できる貴重なロゴ入り製品がいっぱい。これらのアメニティを使わずお土産に持って帰れば、ブルガリブランド、それなりの金額なのかなと、せこいことを考えてしまいました。
水周りの金具や、電源スイッチなどはドイツ製やイタリア製だとか。ベットはイタリア、バスタブ、洗面台はドイツから、お部屋にあるミネラルウォーターもブルガリラベルでノルウェー、アクアでもエビアンでもありません!
ほぼすべてがインポートものというのに驚きです。ミニチュア楽器、笛、イノセンス(お持ち帰り可)など毎日1つづつお部屋に置いておくそうで、こられはゲストにシックスセンスを感じてもらうためだとか。粋な演出です。
■ルームサービスのドリンク料金チェック:
コカコーラRP.35000++、ビンタンビールRP.40000++、アイスティーRP.65000++
リゾート施設として、IL Ristorante(イタリアン、夕方から営業)、Sangkar(インドネシアン、インターナショナル)とレストランは2箇所、バー、ホテルプールとこれらが1エリアに集まっています。
バーの海側には大きなソファ席があり、まったりここでサンセットを迎えるのがベストポイントでしょう。
■サンカルでの料金チェック:
ナシゴレン RP.220000++、ビンタンビール RP.40000++、カプチーノ RP.45000++
他フィットネス、ブルガリショップ、お土産ショップ、ブルガリスパなど設備も十分で、モノレールに乗って降りる1.5Kmの白砂のプライベートビーチもあります。
これらヴィラからレストランやスパ、ロビーへの移動はすべてバドラー運転のバギーを使います。各ヴィラに専属バドラーが2人つき、2交代で24時間体制。
リゾート内に20台もあるそうです。日本人のゲストリレーション(女性)も常勤。
すべてが自分達のためにまわっているかの万全の体制が整っています。
現在ゲストの80%が日本人だそう。日本人ってリッチですね。
ここでは、バリを楽しむというより、ブルガリに身を委ねブルガリリゾートを楽しむといった滞在がぴったりです。
是非記念旅行にいかがでしょうか。料金等お問合せは弊社までどうぞ。
第40話 2006/11/20