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バリ島現地情報コラム・バリマニア  愛され陶器・ジェンガラケラミック(Genggala Keramik)

先日(2006/8/17-19)、ジェンガラケラミック(ジンバラン)にて、30周年のグランドアニバーサリーセールがあったからか、最近特にジェンガラケラミックについてのご質問をお伺い致しますので、今回改めてご紹介してみます。
アマンリゾートをはじめとするバリ島の高級リゾートで採用されている陶器会社「ジェンガラケラミック」
今やすっかりバリ島土産の定番となって、バリ島だけでなくインドネシア国内や日本、さらに世界各国の人たちに愛されている陶器ショップです。(近年、ドバイやモルディブのリゾートにまで採用されているとか。エリア拡大中です。)
ジェンガラケラミックは、1976年、ニュージーランド人の陶器デザイナー・ブレンヘスリン氏(Brent Hesselyn・1950-2002)とインドネシアのホテル経営者(Waworuntu父娘)によって創業されました。 カエル、蓮、バナナリーフ、プルメリア、デヴィスリ(バリの女神)をモチーフにした南国ならではのアジアっぽくもあり、 西洋的なエッセンスも感じられるデザイン、ぽってりとした柔らかな質感とシンプルな曲線フォルムが特徴的な上品なデザインが幅広い人々に人気の理由でしょう。

ジェンガラケラミック

やさしい色を使ったカラーバリエーション、幅広いサイズセレクション、と品揃えが豊富でテーブルコーディネートのイメージが膨らみ、見ているだけでも心癒されます。私も日本へのかしこまったお土産として、また日本の友人へのお祝い事等に郵送したりしています。
最近は、ミニマムな禅スタイルのデザイン、カラーコレクションも登場し、デザイナーに日本人デザイナーも名前を連ねていて、同じデザインを造りつづけるだけでなく、 ジェンガラのイメージを守りつつ常に新しいデザインにも挑戦しているのでお店に行くたびに新しい発見があります。今や、2500のデザイン&200色のカラーバリエーションがあるとか。 近年ニーズに合わせてか意外にも色みの強いカラフルな色(エキゾチックパパイヤグリーン、ライムグリーン、ビューティフルオレンジ等)も登場してきています。
2006年2月からはオーストラリアでのガラス技術を取り入れグラス部門もできました。今後ガラス製品の新作もたくさん見受けられることかと思います。 またデザインだけでなく、1点1点、職人の手仕事で作り上げられますので微妙にどことなく違っているような感じもありますが、 高温で焼きあげた製品は丈夫であり長く愛せる1皿となることでしょう。 和食にも洋食にもどんな料理の盛り付けにも、料理が際立つ、しっくりくるデザイン。大皿と小皿を重ねてサーブするとよりスペシャルな感じになります。

バリでジェンガラケラミック製品を購入するには、
ジェンガラケラミックジェンガラケラミック

●ジェンガラケラミックギャラリー
●ジェンガラ・DFS
ジェンガラ・スミニャック
●ホームウェアファクトリーアウトレット
グダン・ケラミック

他下記でもジェンガラ製品を購入することが出来ます。
リッツカールトン内のニューヴィラブティックショップ(TEL:702222)
ニッコーホテル内のギフトショップ(TEL:773377)
ウブド・ラヤウブド通りのトコイースト(TEL:978306)
ジャカルタのプロダック(TEL:021-7199283)


ジェンガラケラミックジンバランジェンガラケラミックジンバラン

●ジェンガラケラミックギャラリー(ジンバラン)
JL.UluwatuⅡ,Jimbaran,Bali TEL:703310/703311
カードでの支払いもOK 現在ルピア建て料金
営業時間:9:00-18:00→現在8:00-20:00 休:ニュピなど
3年位前からか入り口正面がインフォメーションデスク、向かって右がギャラリー、左がカフェと、カフェも併設されています。広いギャラリーは、色違い、質感違いと豊富な品揃えでついつい長居してしまいます。 こちらはさすがギャラリーというだけあって商品ディスプレイも素敵で参考になります。”えいッまとめ買いだ”と大人買いしてしまうことでしょう。梱包も分厚いボール紙で頑丈にしてくれますので、機内持ち込みも安心です。

ジェンガラケラミックジンバラン

裏が工房になっていて、こちらでは一般客向けにロクロ体験、手ひねり体験、絵付け体験といった陶芸体験も行っています。 19タイプの半製品に6色を使って好きなデザインを描く手軽なポットペインティングが人気のようです。(料金はものにより5-12ドル)3日後に出来上がるそうで、これなら滞在中に持って帰ることもできそうです。

■ジェンガラケラミック公式ホームページ: www.jenggala-bali.com(英語)
■ジェンガラケラミックオンラインショッピング:www.jenggalashop.com(英語)


ジェンガラケラミックDFS

●ジェンガラケラミックDFS(クタにあるDFS免税店内)
JL.By Pass Ngurah Rai, Bali TEL:758875
マスター、VISA、JCBカードOK  営業時間:10:00-22:00 休:ニュピなど

おなじみクタDFSギャラリア内にも数年前から出店しております。高級ブランドが並ぶフロアに堂々とジェンガラショップが。 こちらは観光客向けとして持ち帰りやすい小ぶりなものや、箱詰めの湯飲み6セットなど箱入りのギフト向けなものが揃っています。
品揃えは限られていますのが、DFSが22時迄空いていますので免税店ショッピングのついでに覗いてみては。 ジンバラン店でUS$4.9のティーカップが、こちらではUS$5.4とテナント代分なのか微妙に高いような。。現在ルピア建て料金


●ジェンガラケラミックスミニャック(スミニャックのマデスワルン2内)
JL.Raya Seminyak Kuta,Bali TEL:735005
マスター、VISAカードOK 営業時間:10:00-22:00休:ニュピなど
2010年スミニャック店クローズしました。
スミニャック通りのランドマーク「マデスワルンⅡ」の敷地内に2005年9月オープン。(サリブミがこちらに移転) ジンバランのギャラリーと料金は同じですが、店内はそう広くはない為、人気カラーの2色に厳選して商品が揃います。

ジェンガラケラミックスミニャック ジェンガラケラミックスミニャック

*Green with Brown Rim(茶色の縁取りの入った緑色のもの)
*White satin-matte(ホワイトサテン-つやなし)

この色のジェンガラコレクターには、スミニャック散策にクーラーの効いた店内もポイント高く、うれしい限りです。 2色だけに色を押さえていますので店内もすっきりしています。


●ホームウェアファクトリーアウトレット(サンセットロード沿いにあるアウトレット)
JL.Sunset Road,Kuta,Bali TEL:766466 マスター、VISA、JCBカードOK
営業時間:9:00-17:00→現在20:00  休:ニュピなど 現在ジェンガラファクトリーアウトレットに
ジェンガラケラミック直営のアウトレットショップ。アウトレットですが、下のグダンケラミックよりは品揃えもよく、アウトレットとして訪れるならこちらの方がお勧めです。 アウトレットショップなのにクーラーも効いています。 アウトレットでは通常US$(ジンバラン店のものから6割程安いらしい)

ジェンガラファクトリーアウトレット ジェンガラファクトリーアウトレット ジェンガラファクトリーアウトレット

●グダンケラミック(サヌールにあるアウトレット)2012年春頃クローズしました。
JL.Danau Tamblingan,Sanur,Bali TEL:289363
カードOK 営業時間:9:00-17:00 休:ニュピなど
サヌールのメインストリート沿い老舗カフェ「バトゥジンバール」の隣にあるジェンガラのアウトレットです。

グダンケラミック グダンケラミック

2006年4月にカフェがこちらに移転して、以前カフェに併設されていた小売りショップ「サリブミ」はなくなりました。 そもそもこの場所は、創業から約30年間、こちらの小さな工房を作業場としていた所です。 4年前位に買いに来たことがあるのですが、当時はなんの看板もない、ほこりのかぶった失敗作や欠け物が天井高く積んであった”本当に倉庫”でしたが、 今回のカフェ移転とともに、「GUDAN KERAMIK」と看板も掲げ、リノベーションをし小綺麗になりました。そのため倉庫時代から比べると綺麗に整頓されスペース的に取扱い品数は減っていますが充分な品揃えです。

お皿の裏がかけているもの、凸凹が出来たもの、焼く時のスミがこびりついたものなどジンバラン店では販売できないものが流れていて、こちらもジンバラン店のものから6割安いそうです。
レストランの業務用として使うなら裏側底はすぐにかけてしまうので、それならこちらで充分と、小さなカフェ経営者なども多く訪れるそう。特にお皿が豊富にあるように思います。

グダンケラミック店内 グダンケラミック店内 グダンケラミック グダンケラミック

カップは写真の通り小さな陥没がある程度の失敗作。 灰皿は外側の底が少しかけていた。
ソーサーは極小さな焼き炭がついていた。 私的には結構使える状態だと思いますが、5、6セットと同じ色や質感のものが揃っていないのがアウトレットらしく難儀です。他人へのお土産というよりは自分使いによいでしょう。がんばって掘り出し物を探してみてください。 料金は上のアウトレットショップと同じ価格帯です。
今回の戦利品:
テーカップ Rp.22400
バナナリーフソーサー Rp.30800
灰皿 Rp.17500


ジェンガラケラミック ジェンガラケラミック

お客様を見ていますと、ジェンガラケラミックが高いと感じる人もいれば、安いと感じる人もいるようで、個人の価値観はまちまちです。他インドネシアの陶器に比べるとブランドが確立していることもあり、他よりは高めです。 しかもUSD表示。日本も今は安くて良質のものがあふれておりますが、日本で同じものを探すとそれは何倍かの値段がしてるはずで、私個人的には結構”買い”だとは思うのですがいかがでしょうか。 ジェンガラ製品、あるだけで癒されてしまいます。今やスタッフ375名の大所帯企業。最近街中では、ジェンガラ風の類似品がさすがインドネシア、出回っております。 (というよりジェンガラで技術を学んだスタッフが独立して自分でケラミック製作をしているというのが正しい)お皿の裏にジェンガラのマークが入っているか確かめましょう。 ロゴマーク入りが正規品となります。(但しデザインによっては刻印なしのものもあり、アウトレット商品は基本的に刻印なし)また、近年のジェンガラの技術向上により”落としても割れない頑丈さ”をうたっていますが、決して床に落とさないように。やっぱり割れる、 欠けるでしょう。でも使っていて丈夫だなと感じます。


追記(2013年9月)
ジェンガラケラミックがサヌール店に2013年7月末オープンしています!

●ジェンガラ・サヌール
JL.Danau Tamblingan No51 ,Sanur
TEL:288147
営業時間:9:00-21:00  休:ニュピなど
サヌールのメインストリート北の方、道路ビーチ側。 (Laghawa Beach Hotelの南側) ジンバラン本店と同様で、アウトレット品はありません。 色別に配置し、大きなショップではないですが、程ほどの品添えといった感じです。

第36話 2006/9/5