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バリ島現地情報コラム・バリマニア  ロヴィナでイルカウォッチング

バリ島でイルカウォッチング」ができるところといえば、南部エリアのヌサドゥア沖、北部エリアのロヴィナが有名です。
ほとんどの観光客は南部ビーチエリア、ウブドエリアに滞在されていますので、どの旅行会社のオプショナルでも、「イルカウォッチングツアー」といえば、朝ゆっくり出発できます、 朝7時半スタートのヌサドゥア沖での高速クルーズからのウォッチングにご案内されることでしょう。
ここ4-5年前からヌサドゥア~ウルワトゥ沖でも野生のイルカを見ることが出来るようになった為、朝6時にスタートするロヴィナでのイルカウォッチングツアーが廃ってしまったのも否めません。 (南部エリアからはバリ島の南端から北端への移動となり、かなり遠いですので。)
が、あえてロヴィナでのイルカウォッチングはどのような感じか今回ご紹介いたします。
ここでは、今でも高速船を使わず、昔ながらの小さな船で沖へ向かいます。

ロヴィナでの朝陽ロヴィナでの朝陽

まず、ロヴィナでイルカウォッチングをしたい場合は、ロヴィナエリアでの前泊をお勧めいたします。
ロヴィナビーチ沿いにあるホテルのビーチにて、まだ辺りは真っ暗な6時沖へ出発します。
イルカ出没スポットまで、約50分程、「ジュクン」という数人乗りのエンジンつきの船に乗ります。
ぜんぜん波がたってないので、船もゆれず船酔いしませんでした。船の上から朝陽を迎えるのも気持ちのいいものです。ロヴィナでの朝陽。日の出間もない頃がイルカに出会える時間です。

イルカウォッチングのジュクン イルカウォッチングのジュクン イルカウォッチングのジュクン

「ジュクン」という数人乗りのエンジンつきの船。船の幅は人一人分で、板を敷いて座ります。
小さな船ですので、3~4人乗り位が適度でしょう。ジュクンがイルカ出没スポットにたくさん集まってきます。
沖から30メートル以上からが野生のイルカを見ることができるそうですが、実際普段はもっと沖合いの方までいかないといけません。イルカ出没スポット周辺には、いろいろなところからたくさんの船が集まってきます。
船頭さんは、毎日見慣れているせいか、イルカを見つけるのが目ざとく、見つけたとたん、エンジン全快にして追いかけてくれます。その動きを見て、他の船も同様追いかけますので、まるでイルカと”いたちごっこ”をしているようです。
追いかけ始めるとまた、イルカが海面下に隠れますので、何だかいじめているような気がしないでもないですね。こうして約30分程イルカの追いかけっこを楽しみます。
6時出発~イルカ出没スポット6:50頃到着、約30程追いかけっこをしますと、太陽もほどよく高くなりイルカも見られなくなりますので、イルカを探しながらホテル前の船着場へ戻ります。ホテル前には8時前頃到着致します。
正直、ツアーパンフレットに載っているようなイメージのイルカの写真をとるのは難しいです。
日にもよるようですが、今回なかなかいいショットがとれませんでした。大きな孤を描いてイルカが飛び跳ねるというような光景が見たかったんですが、群れをなして小さな孤を描いているのはみれました。

ロヴィナでイルカウォッチング

両端にイルカが背を向けて泳いでるのがわかりますでしょうか。
船頭さん曰く、今日のウォッチングはあまりよくないそうです。(良い日なら、大きな孤を描くそうです)
みんなで追いかけると、イルカはみつかったと思って、あっという間に泳ぎ去ってしまうようでした。 海の色とイルカの色が同じ色をしている為、帰ってから見た写真は、海面に影のあるだけのイルカかよくわからない写真だらけでした(苦笑)
一年前ロヴィナでイルカウォッチングをした友人に、写真を見せてもらった時は、彼が海に入って一緒にイルカと2ショット写真をとっていたので、そんなこともできるんだと期待していたのですが。 この一年でロビナのイルカもスレてしまったのかもしれませんね。

ご参考までに、今回前泊致した「プリバグースロヴィナ」は、格安~カジュアルな中級クラスしかないこのエリアのホテルの中では、一番のハイクラスリゾートです。 ビーチ側には、リラックスできますガゼボ(バレ)が雰囲気が良く、ホテルスパ、お部屋も申し分なく小奇麗にされています。ロヴィナに泊まるならプリバグースロヴィナがお勧めです。
※弊社にてもホテル、イルカウォッチングツアーを取り扱っておりますので、ご相談くださいませ。

ロヴィナでイルカウォッチング ロヴィナでイルカウォッチング ロヴィナでイルカウォッチング

ロヴィナエリアは、まだまだ日本人観光客が少なく、オーストラリア、欧米人客の比率が高いようです。
ダイビング目的での滞在が多いエリアですが、のんびりとしたビーチエリアで朝早起きしてイルカウォッチング滞在というのも如何でしょうか。

第25話 2005/8/3