サテ・イカンとは、魚をすりつぶしたものを椰子の木を削って作った棒の先につけ、炭火で焼いた食べ物。
一口で食べれ、焼き鳥感覚に近いかもしれません。簡単に言うと、魚のつくね棒といったところ。
ヘルシーだし、私はこれが時々むしょうに食べたくなり、ルビ海岸へと足を運んでしまいます。
街中のお店で食べるより、のんびりとできるとっておきの場所があるんです。
ギャニャールにあるルビ海岸というところ。
ここは、黒砂ビーチで、太陽の光でキラキラ砂がきらめいています。ほぼ現地人しかいないローカルな所なので、知り合いのバリ人かガイドに連れて行ってもらってください。
バリ人なら場所はたいてい知っています。
半年前程に、バイパスが開通したのでデンパサールからルビ迄車で10分程で行き来でき便利になっています。
ビーチでは、だた海を眺めている人たち、水浴びをする子供、サテを食べに来たカップルなど、みんな思い思いに時間を過ごしています。また、特に日曜日ともなると、駐車場はバイクだらけで、現地の人たちで賑わっています。そして夜は、周りは暗く波の音を聞きながら又違った雰囲気に。普段は見かけない若いバリ人カップルのデートスポットでもあります。
ビーチへの入り門をくぐり左右に沢山のサテ・イカン屋があります。各々お店の構えは、砂地にゴザが敷いてある質素な造りで、「海の家」といったイメージ。
以前ならこのビーチでの食事は、バリ初心者やお客様には紹介できないローカルすぎるお店ばかりでした。
半年ほど前に、新しく唯一【板張り床】の【トイレ完備】(ちり紙は持参しよう)の、まだなんとか人を連れて行ける(はず!?)お店がOPENしています。
この店は、入り門をくぐり右方に少し歩いていけばすぐみつかります。(4-5件目程にある)
板張り床のお店。ぼんやり海を眺めてしまうのどかさ。バリの子供も大好き!サテイカン。
さて、気になるメニューはというと、1パケット=サテ10本、カンクンの添え物、つくねスープで約7000ルピア程。
さらに、ナシ(白ご飯)、エスジュルック(みかんジュース)を追加してもひとり約200円程で充分です。
やはり現地向けなので、少し辛いかもですが、ビーチを眺めながら食べるサテ・イカンは、病みつきになること間違いなしです!少しはバリニーズに近づけたかな。
砂場のビーチを歩くので、ビーサンで訪れてください!
第2話 2004/7/5