サダブダヤ SADHA BUDAYA
ウブドを代表する経験豊富なグループの公演で、レベルの高い踊り子、演奏者が参加しています。
レゴン、バリス、トペン、オレッグタンブリリンガン等のバリの代表的な踊りが組み入れられています。
日時:毎週月曜日 19:30-21:00
演目:レゴンダンス
1.ガムランの演奏
2.ガボール(歓迎の踊り)
ガボールは本来、儀礼舞踊の形態をした捧げものとして催されるものです。
この踊りは、寺院の祭礼に光臨するか三重の歓迎を象徴していますが、最近ではレゴンダンスの幕開けとして上演されるようになりました。
同一の所作を舞う一団の若い女性によって演じられ、舞踊が終盤に近づいたころ、踊り手たちは祈りを捧げる仕草をし、観客に花を投げて歓迎と祝福を示します。
3.バリス(戦士の踊り)
バリスは、勝利したバリの戦士の男らしさを賛美する伝統的な舞踊です。バリスという言葉は、列、或いは戦士の列を意味し、バリの王の為に戦う戦士達の名称でもあった。
この踊りは戦いに赴く一人の堂々たる戦死の勇気と高潔さを演じています。少年又は少女に演じられます。
4.レゴン
レゴンダンスは通常、宮殿の中庭で王に対するエンターテイメントとして上演される古典舞踊で、華やかな衣装を身にまとった3人の少女によって演じられます。
物語はラッサム王に関する古典を脚色したものです。その物語の中で、ラッサム王は強引にランケサリ姫に求愛しますが、姫が拒んだ為、姫の父を殺める計画を立てます。
ラッサム王自身は後の戦の中で殺されてしまいます。
5.中盤インストゥルメンタル
6.タルナジャヤ(若者の踊り)
この踊りはバリの青年が誰でも経験をする思春期特有の心の移り変わり、或いはとらわれない自由を愛する心を表現しています。
7.オレッグタンブリリンガン(花蜂の踊り)
花蜂の踊りは伝統的なバリの恋物語を表現しています。美しくロマンティックな花園で恋に落ちた若い男女の蜂に扮した2人の踊り手によって踊られます。
2人の恋する若いバリ人の求愛の儀式を象徴した舞踊です。
8.トペントゥア(仮面の踊り)
大変ポピュラーな仮面舞踊で、物語によって様々なキャラクターを伴います。
また神秘的な性質を持ったこの踊りは宗教的行事の際に頻繁に行われます。この古典舞踊の数あるパフォーマンスの中から、ここで演じられるのは老人のキャラクター、トゥアです。
彼の粗野でやや獣じみた性格がドラマティックなパフォーマンスによって表現されています。
9.終曲