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絵画スタイルの豆知識

バリ絵画の歴史

16世紀後半に、ジャワ島王朝よりもたらされ、最古のスタイルはカマサン・スタイルで、4世紀近く続きました。
その後1930年代にドイツ人画家ウォルター・シュピーズらが西洋絵画の技法を教え伝え、ウブドスタイル、バドゥアンスタイルが生まれました。
1950年代にはオランダ人画家アーリー・シュミットの影響を受けたヤングアーティストスタイルが。
1970年代には花鳥風月を描いたプンゴセカンスタイルが生まれました。
いつもウブドスタイルの細密さに見入ってしまう私ですが、みなさんは、どのスタイルがお好みでしょうか?
カマサン・スタイル
クルンクンのカマサンという村で盛んに描かれたことからカマサンスタイルといわれる。古代インドの叙事詩「ラーマヤナ」や「マハーバーラタ」が描かれ、この画法は赤、青、茶、肌色、黒、白の色のみ使い、遠近感がない。人物は影絵のように斜めから描かれている画法。
ウブド・スタイル
上述の通り、西洋画法の流入によりウブドを中心に生まれたスタイル。遠近法、光の陰影、彩色使いを細かく描写。バリの人々の生活、お祭りが生き生きと描かれているのが特徴。
バトゥアン・スタイル
1930年代にバトゥアンから生まれたことから命名。墨等を使って、暗い色彩を多用し、画面には隙間が無いほどびっしりと人間、動物、神、悪魔などのモチーフが描かれている。斜め上から地上を見下ろすような目線で描かれているのが特徴。
ヤングアーティスト・スタイル
上述のアーリーシュミットを師と仰ぐアーティスト達の画法で、鮮やかな原色を使い、陰影をつけずに輪郭をはっきり描いているのが特徴。
素朴なバリの農村や自然風景をポップに描かれている。
プンゴセカン・スタイル
プンゴセカンに住むデワ・ニョマン・バトゥアン兄弟が中心となって確立されたスタイル。バリで最も新しい画法の1つでもある。竹の筆を使い、水をあまり使わない技法で、鳥や植物が静かにたたずんでいる絵で、宗教的でないのでインテリアにも好まれている。日本画的なモチーフから日本人やヨーロピアンにも人気がある。